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海のジオラマには様々な表現で決まる

海でも大海原や堤防、ビーチなど様々なけいかんがあります。海のジオラマを作っていく際には、様々な風景に合わせたものがあり、ジオラマの作り方を見てもそれぞれ違います。漁船やフェリーが通るジオラマの風景を作りたい時には、透明度を優先することが重要になります。

透明度を求めるのは海がどの程度深いのかを表現するからです。この際波の形は必要ではありません。漁船が荒波で漁をするジオラマを作りたい時には、透明度は必要としません。そのかわり波の形にこだわりましょう。船の軌跡や船首が水を切り裂く風景を強調したいときに波の形を出すと、よりリアルな表現を出すことができます。このように海には波の形を優先するときや透明度を優先することがあります。

透明度を優先するときには、どのようにジオラマを作っていけばいいのでしょうか。透明度を表現する物には、木工用ボンド、リキテックス、ウォーターなど液状になった材料があります。透明度を出したい時によく用いられる技法は、透明なアクリル板を重ねてから液状になった材料を塗っていきます。材料を塗ったあとに、アクリル塗料を使ってぬりながら全体のバランスを調整していきます。
この時用いられるアクリル塗料は、クリアブルーやクリアグリーンがあります。アクリル塗料を塗ったあと、グロスディウムを仕上げに塗っていきます。透明度のあるジオラマを仕上げるためには材料のデメリットを知ることが重要です。木工用ボンドの場合、年々変色します。メディウムは肉やせしたり気泡ができます。